自分で考えることの大切さ


自分の子どもに本を読んでほしいと私は思っています。
うちの子どもは3歳と2歳で少しずつ絵本に興味を持っています。
また、塾の生徒にもたくさんの本に出会ってほしいと思っています。


不定期ですが、塾の生徒とも読書会をやっています。今年はこれまでに2回行っています。読書会を行う場合にはある程度、生徒が面白いと思えるような本を用意しておきます。


昨日は本屋にぶらっと立ち寄り、本を購入しました。

「あなたは自分を利口だと思いますか?」 ジョン・ファーンドン 河出書房新社
「あなたがもし残酷な100人の村の村人だと知ったら」 江上 治 経済界

「あなたは自分を利口だと思いますか?」 
ジョン・ファーンドン 著
河出書房新社


「あなたは自分を利口だと思いますか?」は、オックスフォード大学・ケンブリッジ大学の入試問題を集めて紹介しています。また著者であるジョン・ファードンの解説がついています。



例えば、今回の問題である「あなたは自分を利口だと思いますか?」については謙虚に「いいえ」と答えれば、その通り受け取られるかもしれない。また「はい」と答えれば正真正銘の馬鹿であると言っているようなものだと書かれている。そして利口について哲学者からの引用などが紹介されている。



他にも「木を描くとします。その木は現実のものですか?」「運命とは何ですか?」「もし全能の神がいたら、彼は自身が持ち上げられない石を造ることができるでしょうか?」などがあります。


「あなたがもし残酷な100人の村の村人だと知ったら」 
江上 治 著
経済界

この村は「月収30万円の家庭で月々49万円が必要で、毎月の不足額は19万円です。」など日本の現状を100人の村だったしたらという切り口で書かれています。「残酷な」とあるだけあり、日本のダメな部分が数字ともに書かれています。

これから生きる中学生にも必要なことだと思います。少し不安を強調している内容ですが、中学生の多くは将来のことなどを現実として考えられない場合もあります。また一部ですが、不安感が強い生徒にはオススメできない内容ですね。

著者は他にも「年収1億円思考」「年収1億円人生計画」という本を書いている方です。きっと自分自身で資産運用を行おう、会社に依存しない生き方をしようというテーマで書かれているのだと思います。

私は生徒に「人と変わっていることは良いことだよ。」と教えています。学校の社会はとても狭く小さいです。その中では時に人と変わっていることで嫌な思いをすることがあると思います。

様々な考え方があることを子どもたちにも理解してほしいです。



塾の介では無料の夏期講習生を募集中です。
個別指導で8日間学習できます。

他の塾の無料講習の多くは、入会や入塾が必要だったり、映像授業だったりします。塾の介は違います。8日間無料講習を受けたあとで、入会するかどうか決めてもらいます。ぜひご検討下さい。

詳しくは>>https://zyuku.blogspot.com/