「私はバカだから…」


「私はバカだから・・・」
勉強が苦手な生徒は指導の中で、様々なできない理由を教えてくれます。

その中で才能に関することも多いです。
でも才能ってなんでしょうか?

究極の鍛錬という本では、才能の存在が認められないとしています。

音楽の才能をもって生まれた幸運な人たちがいるのだと単純に思い込んでいる(中略)生徒が音楽的にどれだけ熟達できるかどうか予想できる唯一の要因を見つけた。それはどれほど多く練習するかどうかだ。(p33-34)


才能は便利な言葉です。
諦めたい人にとっては
「私には才能がないから…」
「私はバカだから…」
と言い訳に使えます。

一方であなたがスゴイと思うような生徒は努力していないのでしょうか?
スゴイ生徒はあなたよりも努力をしているだけかもしれません。

もちろん、ある生徒はあなたよりも少ない時間で、高い得点を取るかもしれません。
しかし、それはこれまでの学習量の結果です。

諦めずに学習を続ければ必ず結果が出てきます。

ただ多くの生徒が、結果を出るまでに諦めてしまいます。

それは本当は重要ではない所を、そう感じてしまうからです。

例えば

家で勉強ができない。
何をしていいかわからない。
眠いたい。
スマホや動画を見てしまう。

などです。

家で勉強ができないのであれば、図書館でも、喫茶店でも場所を変えることができます。何をしていいかわからないのであれば、取りあえず今日の学校での復習をしたらどうでしょうか。「眠いたい。」「スマホや動画を見てしまう。」なら取りあえず5分だけでも勉強しませんか。

必ず1mmずつでも進められていれば、いつか目的地に到着します。

塾の介もそれができる環境です。
勉強が苦手な生徒が1時間2時間と勉強時間を増やしています。